第1章 ~小学校時代~

僕が最も輝いていた時代

それは、小学校だと言っても過言では無い気がしている。

とはいえ、厳格な祖父(戦争経験者)から「これでもか」というほど

大和男児としての育成を受けていた記憶はある。

町の議会での副議長や、農協の理事を勤めていた祖父(農家)

超ド級のケチケチじいさんであり、町内には敵も味方も多かったらしい。

その話は、また後日に出来たらと思います。

前回述べたように、毎朝トラックとバイクで孫を学校まで追いかけまわすに飽き足らず

参観日でもないド平日の教室に一人我が物顔で乗り込み僕を監視していたりもしたのだ。

今この令和の時代に、そんなじいさんがどこにいるだろうかと思うだろう。

いや、平成の時代でも後にも先にもウチのじいさんだけだろうと思います。

授業が終わると、下駄箱で待ち構えているじいさんから耳を引っ張られ

「なぜ、お前は先生に質問もせず、ただボーっと授業を受けているんだ」

と、いつも叱られていた。

学校から帰ると靴下を脱いで手を洗い、座敷に正座を強いられ字の勉強。

漢字ノートにひたすら文字を書き続ける日々。

おかげさまで習字教室などに通うことも無く、字は綺麗になりました。

兄二人が野球部に所属しており、父母がまとめて迎えにいけるようにと

自然な流れで自分も野球部に入れられた。

しかし、小学校4年生までは同級生はおろか下級生も入ってこなかったので

部活というよりは、遊びに行っていた感覚

当時の監督の膝の上でスヤスヤ眠り、夏の練習なんかでは保護者の差し入れでアイスが来た

その時だけ飛び起きて、目をキラキラと輝かせてかじりつくような無邪気な癒し系キャラだった。

どこで道を違えてしまったんでしょうねェ。。。。(哀愁)

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